TRAVERING

なぜ旅に出るのか?そこに地球があるからさ。

桃鉄グルメぐり まとめ

      2019/03/24

僕にとって「旅への渇望」とは何か。思えば、その原点は「桃鉄」こと桃太郎電鉄。はじめての旅行先でとっかかりになるのはいつも桃鉄で得た知識だった。桃鉄の物件をめぐる、グルメだけじゃない「グルメぐり」。まずは九州をぐるりと一周する旅に出た。

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桃鉄世代はどれくらいいるのだろう。ドラクエⅤ世代だとか、FFⅦ世代だとか、そういう話を桃鉄に関しては話したことがないのだが、僕は「桃鉄Ⅲ」世代。その中でも博多駅の「イカ料理屋」という物件を知っている人はどれくらいいるのだろう。いや、実はかなり多くの人が知っているのではないだろうか!?

>>どうして博多なのに「イカ料理屋」なの? 桃鉄グルメぐり〜博多編〜

 

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あの「びわゼリー」はもちろん、ちゃんぽん、皿うどん、カステラ、からすみ、しっぽく、中華飯店と、おいしい物件ばかりの長崎駅をリアル買い占め!ついでに佐世保も!長崎は食ってばっかと思いきや、軍艦島ともうひとつ「池島」という「日本最後の炭鉱」も旅してきました。これがかなり興味深い島だったのだが、それはまた別の機会に。

>>長崎の「びわゼリー屋」は実在した! 桃鉄グルメぐり~長崎編~

 

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「好きな食べ物は?」と聞かれたら何と答えるだろうか。僕は迷うことなく「チキン南蛮」と答えている。しかし、宮崎でチキン南蛮を食べたことがなかった。宮崎はチキン南蛮発祥の地であり聖地である。死ぬまでに参らねば、死ぬ前に「南蛮……」とつぶやきかねない。その夢を叶えるときが来たのである。つい、愛がタルタルとあふれ出してしまった。

>>チキチキナンバン!チキン南蛮のルーツをたどれ!桃鉄グルメぐり~宮崎編~

 

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僕は友だちのアカウントを「あかオニ」という最弱のAIに設定して、AIとマンツーマンで99年をやりきったことがある。たまに、あかオニが物件を買おうものなら、即座にぼくがアカウントを乗っとる。そして、僕があかオニを動かして借金におとしいれる。僕に貧乏神がつこうものなら引き取りに来させる。どっちがオニだかわからない。まさに鬼畜の所業である。

>>「氷白くま屋」ってなんのこと? 桃鉄グルメぐり~鹿児島編~

 

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それは、鹿児島から熊本にはいった瞬間のことだった。いや、そんなはずはない。地図上に引かれた線のように県境が別れるはずはないのだが、僕にはそう感じられた。あるいは、人は目に映る景色を見ているのではなく、脳を見ている。つまり、意識や先入観によって空間をねじ曲げ、都合よく解釈して知覚している。そういう話なのかもしれない。いずれにせよ、僕は熊本にはいった瞬間から、地震の影響を色濃く感じはじめた。はっきりと意識したのは、ブルーシートで覆われた家を見かけたとき。雨漏りがするのを防いでいるのだろう。ブルーシートの屋根は、ぽつりぽつりと断続的に、しかし、どこまでも続く。ニュースで見かけなくなったときが、震災の復興が終わったときじゃない。実際に熊本を訪れてはじめて、僕は当たり前のことに気づかされたのだった。

>>「からしレンコン」の中身はからしだけじゃなかった! 桃鉄グルメぐり~熊本編~

 

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いやぁ、大分はマジで物件がない。大分を語るつもりが、熊本だったり川崎だったり大島(個人名)だったりを語ってしまった。でも、「中津からあげ」はおいしかったなぁ。突然、チャリの墓場があったりしてそれもすごかったなぁ。それに、愛媛のさきっちょに「三崎」ってところがあってね、ほんとうにさきっちょなんだけど、そこからフェリーで大分の佐賀関(まぎらわしい名前だ)に渡ったの。たった70分で四国から九州に乗り移れるんだよね。その感動といったらもうね、よかったね。で、ちなみにこれまた三崎のほうにね、最高の温泉があったりもした。そう、大分には2回いったの。熊本から大分にはいったのも本当だよ。

>>社長! 物件がありませんぞ! 桃鉄グルメぐり~大分編~

 

top7-1ボンビ~! 「おや?」と、僕はこのときようやく気づいた。「九州って九県あるんじゃなかったの?」と。福岡、長崎、宮崎、鹿児島、熊本、大分、あと、佐賀? 数があわないことに、ようやく気付いたのである。なにはともあれ、SAGA さが。「はなわ」のおかげで、ちゃんと認識していますとも。しかし、桃鉄において佐賀駅は存在しない。佐賀県で唯一あるのは有田駅。有田駅といえば有田焼。「いか~~~~~ん!」のイベントでおなじみの「有田焼き物工房」である。ひとまず、有田駅に行ってみると、おや?

>>いか~~~~~ん!今度こそ「有田焼」しかありませんぞ! 桃鉄グルメぐり~佐賀編~

※かつて存在していた「Wanderlust」 というメディアで連載していた記事。メディアの閉鎖にともない記事を自分のブログに復活させました。

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