世界最長の水中クリスタル洞窟「オルダ・ケーブ」/ロシア
2016/04/14
オルダ洞窟はロシアの西部ウラル地域にあり、世界最長の水中石膏洞窟と言われています。人類誕以前に数百万年かけて形成された歴史ある洞窟で、長さは約5km、深さは約200mもあり、世界自然遺産にも登録されています。
洞窟を形成しているのは、なんとクリスタル。そのおかげで透明度の高い水が洞窟の壁をくっきりと際立たせるため、『オルダ・ケーブ』は別名「水晶の洞窟」とも呼ばれています。そこに満たされた水は濁りというものを全く感じさせません。ダイバーが無重力状態で浮かんでいるかのように見えるのは透明度が高い証です。
最低気温はなんとマイナス36度。そして、壊れやすい壁と幅の狭さゆえに、洞窟に潜れるのは熟練のダイバーのみ。山で例えると、エベレスト単独登山ができるくらいのスキルと装備が必要だと言われています。
合成ではありません。この人魚の正体は、世界チャンピオンにも輝いた世界的なフリーダイバーであり、科学者でもある「Natalia Avseenko」さん。彼女は水温わずか5度の『オルダ・ケーブ』で、見事なフリーダイビングを果たしたそうです。
参考1:http://youpouch.com/2013/01/20/101044/
参考2:http://matome.naver.jp/odai/2135345434463381501