世界中でカエル嫌いが急減!葉っぱの傘で雨をふせぐカエルが話題に!/インドネシア
2016/04/14
「アジア」という言葉の響きは、
スコールのあとの「ジトジトした空気」を感じさせる。
アジアを旅すると、
いつも雨には逆らえないことを思い知ります。
空が急に重たくなるような雨の気配。
宿り木を決めて足を止め、雨が止むまでしばし待つ。
軒先では、同じように雨宿りする人たちの
世間話がアジサイみたいに咲いている。
カバンを雨よけに走りまわるスーツの男などいない。
すべての人が雨を受け入れ、「しばし歓談の時間を」とでも
言われたみたいに、のんびりと語らいあうのだ。
旅から帰ってきてしばらくは
「傘は持たない主義」なんてうそぶいても、
日本での暮らしを思い出していくとともに、
天気予報を見て、傘を準備している自分がいる。
そんなとき、
旅で得た大切な何かを失ったような気がして、
少しさみしくなってしまうのです。
さて、この写真。
夏の雨はいつも突然。
インドネシアの東ジャワ州ジェンバーには、
葉っぱを傘のように使って雨をしのぐ
カエルさんが発見されました。
カエル、憎めないやつ!
木村カエル、という言葉の響きはかわいいね。
写真:Penkdix Palme
参考:http://sonicch.com/archives/30041095.html