冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行
2015/05/29
旅行記としては、自分が理想とする旅と
正反対のスタイルかもしれない。
バイクでギネス記録となるほどの距離を走ったとはいえ、
莫大な資金力をもとにトラックが後ろに引き連れての旅。
投資家として、各国の経済について
肌感覚を最大限に活かして書かれているが、
表紙の写真の通りのジム・ロジャーズの不遜ともとれる
尊大さが全面に出ているように感じられる。
アメリカ人らしいというか、見下している感じ。
一緒に旅する女性に関しても、不遜な態度が感じられる印象。
一流の投資家とは、かくもふてぶてしくないと
やっていけないのかもしれない。